あの日の夏物語

暑いですね(;´д`)ゞ










こう暑いと涼が欲しくなりますよね?










そうですか‥わかりました。










では‥















学生時代の事なんですが…合宿で青森に行ったんです。










まだ若い盛りですから、昼間の練習で疲れていても、夜になるとだまっていられない訳です。










部員には女の子もいて、みんなでドライブに行こう!となったわけです。










車は合宿所に置いてあったライトバン。キーも合宿所からこっそり持ってきて、数人で出掛けました。










合宿所は下北半島のにあるとある田舎町。










目的もなく、ただただ北へ車を走らせました。










気心知れた仲間同士、車内では会話も弾み、楽しいドライブになりました。










時間を忘れてしばらく走ると…道は山道になりました。










どれだけ走ったでしょうか。










かなり山深くなった所で、まっすぐに延びた一本道が開けました。










山道ですから、街灯なんてありません。










しかし…










前方が何やら明るい…というか、白いのです。










しかもなぜか道の両脇が。










「あれは何だ?」










車のスピードを下げて、それを確かめるようにゆっくりと進みます…










そう、ゆっくりと…ゆっくりと…










近くまで来ると、その白いものが動いているのがわかりました…。










更にゆっくりと近づくと、道路の両脇に白装束を身にまとった人の行列が山道を登っていく姿なのがわかりました…。










時間は既に深夜です。










車が行列の最後尾に差し掛かった時、車内の一人が‥










「ヤバい、戻ろう。」










と、言ったその瞬間!!










白装束を身にまとった者達が一斉にこちらを振り向きました((((;゜Д゜)))










車内がパニックになったのは言うまでもありません( ̄□ ̄;)!!










部員の運転手がUターンをしようとしたその時…










白装束達が車をとり囲み、窓やドアをバンバンと叩くではありませんか((((;゜Д゜)))










車内は半狂乱のようにとり乱す者、ひたすら下を向き叫び、怯える者…










チラッと辺りを覗くと、窓には人間とは思えない形相をした顔が‥ぁ((((;゜Д゜)))










その後の記憶はありません。










ただただひたすら下を向き、事が終わるのを待つしかありませんでした。










一体、どれ位の時間が流れたのでしょう…










気がつくとそこには静寂が戻っていました。










その場にいたくなかった我々はいちもくさんに来た道を戻りました…










恐怖におののきながら‥。










そう、窓ガラスには無数の手形や人面の痕が残っていたのです((((;゜Д゜)))















ベタな話ですが、これは学生時代に友人から聞いた話です。










その山道は、恐山に繋がる道だった事を後から知ったと友人が言いました。










私も過去に命を落としかねない心霊経験をしています(過去記事参照)。










そういう場所には近付かない方が賢明ですよ。










…引き寄せられる事もあるんです((((;゜Д゜)))















ご注意をヾ( ´ー`)ノ~