FZ vs XB
最近エンジン音がちょっと変わったような…?
以前より乾いた音質というか…(汗)
実は、土曜にオイルを交換出来なかったので、ツーに不安を憶えていました。
で、朝の6時からオイル量を点検。
少しオイル量が足りないようなので昨日買ってきたオイルを足してみます。
7時頃、元部下から電話があり、これから三郷ICから外環に乗るとの事。
彼は千葉県八千代市からこちらへ向かって来る。そろそろこちらも出なくては。
ナギツーに着替え、暖気をしながらエンジン音に耳を澄ます。
以前のエンジン音に戻ったようです。とりあえず今日はこれで凌ぐとするか。
待ち合わせ場所は関越の嵐山PA。
8時ジャストに到着。すると、1分もしないうちに彼もやってきた。
彼は北海道にいた時の元部下。今は違う会社にいるが、彼も仕事の関係で千葉県に移り住み、関東で再会
ツーとなりました。
バイクはFZ750改。FZRのパーツを移植した定番カスタムだけど、今回の車検で公認を取ったらし
く、これでもう闇車検に出す事もなくなったと喜んでいた(笑)
ボロいです!FZ×2+FZR1000のツギハギコラボマシンです。
思えばサーキット走行や草レースなど、彼の存在が今の自分のバイクスタイルに大きく影響している。
昔は仕事中に走行会の話で盛り上がったり、二人で耐久レースに出る為のミーティングをしたり…。
ところで彼はバイクでは大先輩。二十歳の頃から限定解除してこのFZに乗り続けていて、草レースや
走行会でも彼のラップタイムを超えられた事はなかった…。
しかし!
ここは関東。彼はまだ関東の峠を走った事がないという。
北海道では連戦連敗だったが、関東で負けるわけにはいかんです!
そこで「いい道があるぞ♪」と群馬県まで誘き出した次第でして(笑)
場所はもちろん裏榛名。自分にとってもα-11の実力をはかるには一番のコース。
彼はここ数年、公道を走っていない。車検も取らず、走る事といえば年に数回のサーキット走行だけ。
まずは榛ニュルで様子をみる‥。
榛ニュルは相変わらず砂が浮いていて流す速度でなければ危険な状態です。
バックミラーを確認しながらぼちぼち走るも全然ついて来ない。
後で聞いたら、やはり路面の悪さと道幅の狭さが怖いとの事。
うんうん、わかるよ。自分もそうだったなぁ‥北海道の道とは随分違うからね。
恵まれた環境にいたんだよね。
程なくして裏榛名に到着。
一本目はタイヤを温め‥次第にペースアップします。
彼も段々とペースが上がってきたよう。後ろにピッタリついてくるようになってきた。
しかしこちらもコーナーリング中に後ろを振り返り、左手でピースサインを返す位の余裕はある。
α-11もまだまだイケると言ってるよう。
ならば!と4本目辺りで全開で走ってみる。
彼もいい感じでついてくる。当然だ、そもそも彼の方が速いのだから。
だけど初めてのコースで抜かれるのは許せない。
彼を突き放すべく、裏榛名で一番転倒事故が多いヘアピンカーブに普段より速い速度で進入したところ!
膝か!?
そんなこんなで暫く走るも、前を走ってばかりなのもつまらないので、彼に前を走ってもらう事に。
彼の背中を見ていると昔を思い出す‥いつもこの背中を追い掛けていた気がする…ん~哀愁。
長いストレート、スロットルは全開!スピードメーターはヤバい数字を指している。
ただ、自分にとってはいつものスピードだ。
FZのパワーは知っている。彼はまだ全開ではないはず。
もっと開けろと言わんばかりにテールトゥノーズで距離を詰める。
スピードが上がり…そしてコーナーが見えてきた。
このスピードならノーブレーキで進入できる‥そう思った時、
何とかぎりぎりラインをアウトに振り、進入で横に並びかけ、一気に抜く。
‥‥
こうして関東リベンジは無事幕を下ろした。
帰りはせっかく群馬まで来てるのだからと赤城山を流してきた。
休憩する度に思い出話で盛り上がり、もう夕方…。
寄居PAにて夕暮れにたたずむマシン
本日の走行362km